- 「いのち」を頂く料理教室
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2014/12/09 カテゴリー:料理
自然療法で有名な東城百合子さんのお料理や手当法を習った方が、
なんとうちの近くにお住まいで、色々なご縁で今回料理教室に参加させてもらいました。
普通の料理教室とは少し違い、まずは畑に行ってメニューの材料を収穫するところから始まりました。
今回のメニューは、初級ということでしたが盛りだくさんでした。
1 玄米ご飯
2 五目味噌汁
★煮干しだしの取り方
3 青菜のごま和え
4 煮干しのマリネ
5 おやき
6 昆布の佃煮
7 白玉もちのクルミ和え
小田原の町が一望できる眺めの良い畑から人参、ごぼう、玉ねぎ、春菊、長ネギなどを収穫し持ち帰りました。
そしていよいよお料理スタートですが、
まずは食べ物を頂く、ということはいのちを頂くこと。と言うお話。
一物全体と捉える事が大切な事。
そして、円(えん)を切らない事。
(良いところだけ取らない、良いところも悪いところも全部含めてがひとつだから)
これは人に対しても言える事らしい。
だから野菜も丸ごと、捨てるところなし。
長ネギは根っこの部分から切り落としてしまうけど、そこの部分こそいのちがある。
土に戻せばまた芽が出てくる、生命たっぷりの部分を体の中に取り入れてこそ元気になれる。
青菜の根元や里芋の皮、玉ねぎの根元、長ネギの根っこや人参の葉は全て刻んでおやきに入れてしまいました。
今回のメニューで生ごみになったのは椎茸のいしづきだけでした。
みそ汁も、改めて日本の文化のすごさを実感しました。
日本は海に囲まれているから、だしはかつお節、煮干し、昆布からとる。
そして畑のにく(野菜)を入れてみそ汁のできあがり!
全てのものが一緒に合わさる日本の食べ物ですね。
そしてこの五目みそ汁がとっても美味しかった~
だしの大切さは色々なところで聞くが、このみそ汁を飲んでやっぱりだしっておいしい~と改めて思った一杯でした。
そして今回は贅沢に、調味料の醤油、味噌、小麦粉や白玉粉、蜂蜜に至るまで自家製の物を使わせてもらいました。
素材の良さも大事だけど
からだに取り入れるものがいのちあるものである事を心がけたいと思う料理教室でした。